歯科治療に使われる被せ物(クラウン)には、大きく分けて「白い歯」「自然な歯」「銀色の歯」「金色の歯」「金属の歯と白い歯の組み合わせ」の5種類があります。こちらでは、種類別の歯科技工物をご説明し、当技工所で取り扱っている商品や取り扱いメーカーをご紹介します。
ルナウイング:山本貴金属地金株式会社
金属を一切使用しない、100%セラミックで作られた被せ物です。強化型二ケイ酸リチウムが主成分となっており、本物の歯と見分けがつかないほど自然な白さや透明感を持ちながら、非常に高い強度を兼ね備えています。
IPS e-max:Ivoclar Vivadent
通常のオールセラミックと比較して、変色が少ないため高い審美性を誇ると注目を集めている素材です。高い強度ももちあわせているため、奥歯はもちろん、複数歯が連結されたブリッジなど、幅広い技工物として使用されています。腐食に強く、人体にもやさしいのも特徴です。
主成分は二ケイ酸リチウム。二ケイ酸リチウムは曲げ強度360~400MPaを誇るセラミック素材で、非常に高い耐久性を持つ技工物に仕上がります。天然歯と同様の高い透明度を持っているため、自然な見た目を再現できます。
金属のフレームにセラミックを焼きつけて作られる被せ物です。金属の強度を持ちながら自然な白さを実現し、さらに成形の自由度が高いため奥歯やブリッジにも使われます。厚みを抑えることができるため、装着時に違和感を覚えることもほとんどありません。
AAA(トリプルA):クラレノリタケデンタル株式会社
メタルセラミック修復用貴金属合金:山本貴金属地金株式会社
ツイニー:山本貴金属地金株式会社
AAA(トリプルA):クラレノリタケデンタル株式会社